(著者の岩井俊憲氏の許諾を得て掲載しています)
今日の言葉
【人生における非建設的な感情】
私は中学2年生の頃まで
強烈な劣等感の持ち主だった。
いつも、『私なんて』を繰り返していた。
ある時親友のめぐみが私に言った。
『おむっちゃん、劣等感と優越感は背中合わせなんだよ』
そして、
『おむっちゃんには良いところがいっぱいあるのに
勿体無いでしょ』と言ってくれた。
劣等コンプレックスは、
『私は○○だから、どうせできない』と挑戦をしないこと。
優越コンプレックスは、
『私ってすごいのよ、ほら見てごらんなさい』
と、劣等感が強すぎて、
見栄や自惚れ、思い上がりになってしまうこと。
めぐみは知っていたんでしょうね。
おむっちゃんは優越コンプレックスを嫌うことを。
親友のこの言葉のおかげで、
私は逃げないことを選ぶようになったと思う。