2年前に母が亡くなった時
暮らしていた有料老人ホームの方から
母が書いた書道を頂いた。
入所した時はかなり認知症が進んでいたけれど、
母が書いた字はしっかりとしていた。
その中に『岡山県民』というのがあった。
母は岡山出身だった。
葬儀に参列してくれていた母の甥の長女は
『これ、仏壇の上に飾りますね』
と、その書道を
岡山の実家に持って帰ってくれたのだが、
先日LINEが来た。
『玉おばちゃんの若い頃の写真が出てきたから、
習字と一緒にしたの。
やっぱり、写真があると良いわ』

LINEで送られてきた写真
習字の中に娘時代の母がいた。
この母の写真を我が家の家族LINEに載せたら、
『ママにそっくり!』と長女が言った。

そうかなあとも思うけれど、
姉は父似、
私は母似だったかもしれない。
着物は薄いベージュの紬
帯も同系色にし

帯締めと帯揚げを赤にして締めた。
帯留は母の形見のブローチ
たぶん金とエメラルド




